保育・食育目標

本園の保育の目標

1. 仏教の教えを通して心を育もう

一人ひとりのいのちを尊重し、その個性を大切にする保育を、

仏教の教えを基本として行っていきたいと考えます。

 *仏教行事への参加や日常の中での取り組みなど

2. 触れ合いを通して豊かな感性を育もう

人と自然との触れ合い、または物や場との触れ合いという体験を通し、

成長の基礎となる豊かな感性を育んでいきたいと考えます。

3. 一人ひとりにあわせた体力作り

子どもの発達は、年齢が低いほど月齢等による個人差が大きいものです。

本園では一人ひとりの成長を踏まえ、体力作りに取り組んでいます。

 *スイミングスクール、体操教室、リズム体操の実施

4. 一人で進んでやる力、みんなで協力する力を育もう

低年齢では自分のことを自分でできるちからをしっかりと育みます。

年中・年長においては、友だちを意識し、一人でやり遂げる力とともに、

みんなで協力する喜びや達成感を感じられるような保育に取り組みます。

5. 主体性、創造力を育もう

例えば、運動会や生活発表会(お遊戯会)のような注目される行事も、大人の見栄えよりも、いかに子どもが楽しく、主体的に取り組んでいくかを考えての内容を心がけています。
人間相互の繋がりが希薄になっていく時代だからこそ、特に協力する喜びや、共に作り上げていく楽しさや達成感を感じてもらいたいと思っています。

また、絵画・造形教室を行い、想像力や表現力を養います。


食育について

本園では、給食活動のほかに、仏教の教えに基づく心の教育(いのちの教育)心身を育む様々な体験活動・交流活動、自然に触れ関心を深める活動などの中で求められる
「食」に対する学びの基礎について、下記の点に視点をおいて取り組んでいます。

 ・食事はマナーを守って楽しくおいしくいただくこと
 ・作って下さる方をはじめ、関わって下さった全ての方に感謝の気持ちをもつこと
 ・いのちをいただいていることに対しての感謝の気持ちをもつこと
 ・食材を通して、いのちや自然への興味関心を深めること

本園には2歳から6歳までの幼児が在籍しています。この年齢は学年毎の発達の差が大きいため、年齢に応じたねらいや内容を十分に吟味し、設定することが求められています。これらのねらいや内容との関連を意識しつつ、本園での「食育の基礎となる部分の育ち」のために各学年ごとのねらいと内容を設定しています。 


2歳児(子育て支援としての在籍児)

ねらい ・・・ みんなで楽しく食事をする

3歳児

ねらい ・・・ 正しい姿勢でみんなで楽しく食事をする/食事を作っている人がいることを知る

4歳児

ねらい ・・・ 正しい姿勢とマナーを意識し、みんなで楽しく食事をする/食事に携わる人がいることを知り、関心を持つ/いのちをいただいていることを知る

5歳児

ねらい ・・・ 正しい姿勢とマナーを身につけ、みんなで楽しく食事をする/食に携わる人に興味関心を持ち、感謝の気持ちを持つ/食材に対しての興味関心を持ち、自然への思いを深める/いのちをいただいていることに感謝の気持ちを持つ。